自宅でのアイスコーヒーの作り方は?必要な器具や簡単に作る方法を解説!

コーヒー豆知識

自宅でのアイスコーヒーの作り方は?必要な器具や簡単に作る方法を解説!

「自宅でアイスコーヒーを作りたいけど方法が分からない」
「自宅でアイスコーヒーを作るのに必要な器具が分からない」

このような悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか。

本記事では自宅でのアイスコーヒーの作り方について解説します。アイスコーヒーを作るのに必要な器具や、より簡単にアイスコーヒーを作る方法についてもまとめました。

本記事を読むことで、自宅でもおいしいアイスコーヒーを楽しめるようになります。アイスコーヒーに興味がある方はぜひお読みください。

自宅でのアイスコーヒーの作り方

自宅でアイスコーヒーを作る方法は大きく分けて2種類あります。

  • 急冷式
  • 水出し式

それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

急冷式

急冷式とは、ホットコーヒーを淹れた後に急速に冷やすアイスコーヒーの作り方です。ホットコーヒーを冷やす際はたっぷりの氷を使います。

コーヒーを急速に冷やすことで、コーヒーの風味をそのまま閉じ込めることができます。ただし、氷が溶ける分コーヒーが薄まってしまうので、急冷式の場合濃いめに抽出します。

あくまで目安ですが、コーヒー粉とお湯の分量は次のとおりです。コーヒー粉の量に対して8〜10倍の加水比のお湯を使い、濃いめに抽出します。

  • コーヒー粉:12〜15g程度
  • お湯:120ml

急冷式でアイスコーヒーを作るにはまず、ドリップ式やエスプレッソ式などの方法によって、ホットコーヒーを淹れる必要があります。ホットコーヒーを淹れたら、氷をたっぷり入れたグラスを用意して、そこに抽出したコーヒーを注ぎ、急冷して完成です。

オンザロックもあり

オンザロックとは氷が入ったサーバーやグラスに、抽出したホットコーヒーを直接注ぎ入れて冷やす方法です。レストランのドリンクバーではこの方法が用いられることが多いです。

オンザロックだとグラスに直接注げるので、コーヒーを移す手間を省けます。また、コーヒーがより素早く冷やされるため、香りが立ちやすいというメリットもあります。

水出し式

水出し式とは、お湯ではなく水でコーヒーを抽出するやり方です。水出し式の場合は、たっぷりの氷で急冷する必要がなくなります。

専用のバッグ入りコーヒーを購入することで、水出し式で抽出できます。バッグ入りコーヒーを容器に入れて水に浸し、冷蔵庫で4〜8時間程度待てば抽出が完了します。

水出し式は抽出時間がかかるのが難点です。とはいえ、特別なテクニックを必要とせず、簡単にアイスコーヒーを作れるのがメリットと言えます。

急冷式(ドリップ式)でアイスコーヒーを作るのに最低限必要な器具

急冷式(ドリップ式)でアイスコーヒーを作る場合、いくつか必要な器具があります。最低限必要な器具は次のとおりです。

  • フィルター
  • ドリッパー
  • コーヒーケトル
  • デジタルスケール
  • コーヒーサーバー

ひとつひとつの器具について詳しくみていきましょう。

フィルター

ドリップ式ではコーヒー粉の上からお湯を注いで、フィルターを通すことでコーヒーのエキスのみを抽出します。ドリップ式で使うフィルターにはいくつか種類があります。

  • ペーパーフィルター
  • ステンレスフィルター
  • ネルフィルター

もっとも一般的なのは紙で作られたペーパーフィルターです。迷ったら最初はペーパーフィルターで淹れてみましょう。ステンレスフィルターやネルフィルターにも、洗って繰り返し使える、コーヒーオイルが多く含まれたコーヒーを楽しめる、などのメリットがあります。

フィルターは製品によって1〜2杯用から4〜6杯用まであります。一度にどの程度のコーヒーを抽出したいかによって、フィルターのサイズを選択しましょう。

ドリッパー

ドリッパーとは、フィルターをセットするための器具です。

ドリッパーには大きく、台形型と円錐型の2種類があります。台形型は比較的穴が小さく、コーヒーが一度溜まってから落ちていきます。そのため、お湯とコーヒーの接触時間が長く、より多くの成分が抽出されるため、コクのある味わいになりやすいです。

円錐型は比較的お湯がそのまま落ちていきます。お湯とコーヒーの接触時間が短く、台形型に比べると多くの成分が抽出されないため、比較的軽めの味わいになりやすいです。また、お湯がそのまま落ちていくため、お湯の注ぎ方やスピードで風味が変わりやすいと言えます。

コーヒーケトル

コーヒーケトルとはコーヒー粉の上からお湯をゆっくり注ぐためのケトルです。通常のケトルよりも注ぎ口が細く、注ぐスピードや位置や量をコントロールしやすくなっています。

コーヒーケトルは種類によって、注ぎ口の広さが異なります。初心者は注ぎ口が細い製品の方が安定してお湯を注ぎやすいです。

また、素材はステンレス、ホーロー、銅の3つが多いです。耐久性ならステンレス、保温性ならホーロー、お湯が沸くスピードなら銅が優れています。

デジタルスケール

コーヒー粉や湯量などを正確に計量するために、デジタルスケールは持っておいた方が良いです。デジタルスケールは、各分量や抽出時間などを記録できるのもメリットです。各分量や抽出時間などを記録すれば、好みの味にするにはどう調整すべきか見えやすくなります。

コーヒーサーバー

コーヒーサーバーは抽出完了後のコーヒーを溜めておく器具です。急冷式でアイスコーヒーを作る場合、まずはコーヒーサーバーにホットコーヒーを溜めて、そこから氷を入れたグラスに移すのでコーヒーサーバーは必要になります。

オンザロックのやり方だと、直接コップに注げるので、1杯だけ作るならコーヒーサーバーは不要です。2杯以上作る場合は、コーヒーサーバーが必要になります。

コーヒーサーバーは製品によっては、電子レンジや直火で温め直せることもあります。デザイン面も考慮しつつ、使いやすい製品を選択しましょう。

アイスコーヒーにおすすめの豆は深炒り?浅炒り?

コーヒー豆は焙煎度合いによって浅炒り、中炒り、深炒りに分けられます。浅炒りにすると酸味が強くなり、深炒りにすると苦みやコクが強くなります。

一般的にはアイスコーヒーは、深炒りが適していると言われています。深炒りだと苦みやコクが強く感じられるため、氷で薄めても、コーヒーらしい苦みを味わいやすいです。

とはいえ、酸味の強いコーヒーが好きな方は、中炒りや浅炒りの豆を使うのも良いでしょう。深炒りと浅炒りで飲み比べてみるのもおすすめです。

自宅でアイスコーヒーを作るのが大変な場合の対処法

急冷式や水出し式でアイスコーヒーを作るのが面倒だと感じる方は、次の3つの方法でアイスコーヒーを楽しんでみるのもおすすめです。

  • インスタントコーヒーを購入する
  • リキッドコーヒーを購入する
  • コーヒーメーカーを使う

ひとつひとつの方法について詳しく解説していきます。

インスタントコーヒーを購入する

インスタントコーヒーとは、コーヒーの抽出液を乾燥させて粉状にしたものです。インスタントコーヒーはお湯に溶かすだけで良いので簡単です。また、氷をたっぷり入れたグラスに注げば、手軽にアイスコーヒーも作れます。

また、中には水にも溶けやすいインスタントコーヒーもあり、お湯を沸かさなくても、水から直接アイスコーヒーを作れる場合もあります。

リキッドコーヒーを購入する

リキッドコーヒーとはペットボトルや紙パックに液体の状態で入っているコーヒーのことです。キャップを開けてグラスに注ぐだけなので、インスタントコーヒーより更に手軽です。手軽にアイスコーヒーを飲める分、カフェオレなどのアレンジもしやすいです。

ただし、液体の状態になっているため劣化が早いので、開封後は冷蔵庫で保存し、約2〜3日以内には飲み切る必要があります。

コーヒーメーカーを使う

コーヒー粉の状態からアイスコーヒーを作りたいという方は、コーヒーメーカーを使うのもおすすめです。コーヒーメーカーとは、コーヒーを自動で抽出する機械を指します。製品にもよりますが、コーヒー粉と水をセットしてボタンを押すだけでコーヒーを淹れられます。

また、ミルが内蔵されているタイプなら、コーヒー豆の状態から抽出してくれます。

ドリップ式などで手動で淹れるのは手間がかかりますし、ある程度のテクニックが必要です。コーヒーメーカーなら時短になるうえに、テクニックが不要になります。

自宅でアイスコーヒーを作るならドリップポッド+カプセル定期便がおすすめ!

カプセル式のコーヒーメーカーを使ってアイスコーヒーを作るのもおすすめです。カプセル式は、専用のコーヒーカプセルをセットして、ボタンを押すだけで抽出できるタイプです。カプセル式で抽出したコーヒーをたっぷりの氷で急冷すれば、アイスコーヒーを作れます。

カプセル式のコーヒーメーカーを使いたい方におすすめなのが、カプセル定期便です。カプセル定期便はUCCのドリップポッド(カプセル式のドリップコーヒーシステム)で使えるコーヒーカプセルが、定期的に届くというサービスです。カプセル定期便を活用すれば、より手軽にアイスコーヒーを楽しめるようになります。

マシンを持っていない方には、「マシン付き定期便」がおすすめです。初回にドリップポッド DP3(マシン)+カプセルが届きます。ドリップポッドを実質無料で入手できます。

カプセル定期便(マシン付き定期便)には次の3つのメリットもあります。

  • 「Icedモード」を使えばアイスメニューを簡単に作れる
  • カプセルを購入する手間を省ける
  • コーヒーをお得に楽しめる

「Icedモード」を使えばアイスメニューを簡単に作れる

ドリップポッド DP3(マシン)には「Icedモード」があり、氷を入れたグラスをセットしてアイスメニューを簡単に作れます。

アイスコーヒーは氷で薄まってしまうため、濃いめに抽出する必要があります。「Icedモード」では湯量メモリが「1」に設定され、濃いめのコーヒーが抽出できます。

カプセルを購入する手間を省ける

カプセル定期便ならカプセルが自動で届くため、購入する手間を省けます。スーパーでコーヒーカプセルを購入しようと思うと、お目当てのものが見つからないこともあります。

カプセル定期便ではカプセルの組み合わせや個数は自由に決められ、後で変更も可能です。下記のようなアイスコーヒーに適したカプセルもあり、それらを多めに選ぶこともできます。

  • ハワイコナブレンド:トロピカルフルーツのような明るい酸味と甘い余韻
  • マンデリン&ブラジル:ドライフルーツのような甘み、力強くコク深い味わい

コーヒーをお得に楽しめる

カプセル定期便で購入すれば、コーヒーカプセルを単体購入するよりもおよそ10%お得になります。

また、カプセル定期便の「コーヒー鑑定士の厳選定期便」プランでは、コーヒーの目利きのプロである、UCCのコーヒー鑑定士が選んだコーヒーカプセルを楽しめます。その中には、公式限定のスペシャルティコーヒーが入っていることもあります。その場合でも料金は一定なので、お得になります。

プレミアムなスペシャルティコーヒーでアイスコーヒーを楽しむのもおすすめです。

まとめ

本記事では自宅でアイスコーヒーを作る方法について解説しました。

アイスコーヒーを作る場合、急冷式と水出し式の2つが多く使われています。まずは自分にとってやりやすい方法で、アイスコーヒーを作ってみることをおすすめします。

アイスコーヒーを作るのが難しいと感じる方は、インスタントコーヒーやリキッドコーヒーを購入するのもおすすめです。また、コーヒーメーカーを使うことで、コーヒーを作る手間を省きつつも、コーヒー粉の状態から本格的に作ることができます。

コーヒーメーカーの中でもカプセル式は、カプセルをマシンにセットするだけなので簡単ですし、後片付けの手間もかかりません。更に、UCCドリップポッドのカプセル定期便を活用すれば、カプセルを購入する手間を省けるうえに、単体で購入するよりもお得になります。ぜひご検討ください。

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