コーヒー豆知識
カフェオレを作るのにおすすめのコーヒーメーカーは?選び方も解説!
「カフェオレを作りたいが、コーヒーメーカーを持っていない」
「コーヒーメーカーを購入したいけど、カフェオレを作れる製品かどうか分からない」
このような方もいるのではないでしょうか。
本記事ではカフェオレを作るのにおすすめのコーヒーメーカーについて解説します。コーヒーメーカーの選び方についてもまとめました。
本記事を読むことで、コーヒーメーカーは何を購入すべきかが分かります。カフェオレを自宅で作りたい方や、コーヒーメーカーの購入を検討している方はぜひお読みください。
カフェオレとは?

カフェオレとは、ドリップコーヒーにミルクを1:1の割合で混ぜた飲み物のことです。
ドリップコーヒーとは、コーヒー粉の上からお湯を注ぎ、フィルターを通すことで抽出したコーヒーを指します。このような手法はドリップ式と呼ばれています。ドリップコーヒーは後述するエスプレッソコーヒーに比べると、苦みがそこまで強くはなく、すっきりとしていて飲みやすいと感じる方が多いのが特徴です。
ドリップコーヒーにミルクを混ぜることで、甘さやクリーミーさが加わり、より飲みやすくなります。また、ミルクに含まれるカルシウムやたんぱく質などの栄養素も摂取できます。
カフェオレとカフェラテの違い
カフェオレとカフェラテは名前が似ていますが、厳密には異なる飲み物です。カフェオレはドリップコーヒーが使われますが、カフェラテはエスプレッソコーヒーが使われます。
エスプレッソコーヒーとは、コーヒー粉に圧力をかけて短時間で抽出するコーヒーのことです。ドリップコーヒーに比べて、少ない量に苦みやコクが凝縮されているのが特徴です。
カフェラテは25〜35ccのエスプレッソに、スチームドミルク(蒸気で温められたミルク)を入れて作ります。ミルクを多めに加えることで、エスプレッソコーヒーらしい苦みやコクとミルクの甘さやクリーミーさのバランスを堪能できるようになります。
コーヒーメーカーではカフェオレも作れる?
コーヒーメーカーとはコーヒーを自動で抽出してくれる機械のことです。ドリップコーヒーを抽出できるコーヒーメーカーなら、カフェオレも作ることができます。
作り方は簡単で、まずはあらかじめミルクを温めておきます(60〜65℃程度)。コーヒーメーカーでドリップコーヒーを抽出したら、1:1の割合で混ぜて完了です。
あくまで一例ですが、各分量は次のとおりです。
- 牛乳:120g
- お湯:90g以上
- コーヒー豆:15g
コーヒー豆の分量に対するお湯の比率を6〜8倍程度に調整し、濃いめにコーヒーを抽出することで、ミルクの甘みとコーヒーの濃厚な風味のバランスが取れて、本格的なカフェオレを楽しめるようになります。
また、コーヒー豆は深炒り、挽き具合は中細挽きがおすすめです。ミルクの甘さやクリーミーさに負けない濃厚なドリップコーヒーを抽出できます。
コーヒーメーカーの種類

コーヒーメーカーは大きく次の3種類に分けられます。
コーヒーメーカーの種類によっては、カフェオレを作ることができないので注意が必要です。ひとつひとつのコーヒーメーカーの種類について詳しくみていきましょう。
ドリップ式
ドリップ式はドリップコーヒーを抽出できるタイプです。コーヒー粉をセットして、タンクに水を補充したら、後はボタンを押すだけでお湯が沸いて抽出してくれる製品が多いです。また、ミルが内蔵していて、コーヒー豆を挽くところから自動で行う製品もあります。
一般的にはコーヒーメーカーというと、ドリップ式を指す場合が多いです。また、ドリップ式ならドリップコーヒーだけでなく、カフェオレも楽しむことが可能です。
ドリップ式のコーヒーメーカーを選ぶポイントは次の3つです。
- サーバーの容量・素材を確認する
- フィルターのタイプを確認する
- 浄水機能が付いているか確認する
サーバーの容量・素材を確認する
ドリップ式は1〜2杯用の小容量抽出のものから、10杯以上一度に抽出する大容量のものまであります。家族で楽しむ場合やオフィスで使う場合は、大容量タイプのドリップ式がおすすめです。
サーバーの素材はガラスかステンレスの場合が多いです。ガラスのサーバーは透明で中の量を確認しやすいです。ただし、保温性が低いのがデメリットです。サーバーがガラスの製品の多くには保温機能が付いていますが、電気代がかかってしまいます。
一方で、ステンレスのサーバーは保温性が高く、保温機能がいらないのがメリットです。ただしガラスと違って透明ではないので、中にどの程度入っているか確認できなくなります。
フィルターのタイプを確認する
コーヒーメーカーの中には、使えるフィルターが限定されている製品もあります。たとえば、ペーパーフィルターしか使えない場合などがあります。
ドリップ式の場合、ペーパーフィルターの他にもステンレスフィルターが使われる場合があります。ステンレスフィルターの方がオイルを多く含んだまったりとした味を楽しめます。ただし、ステンレスフィルターだと毎回洗う手間がかかります。
浄水機能が付いているか確認する
浄水機能が付いているかどうかも確認した方が良いです。浄水機能が付いていると、水道水に含まれるカルキを除去してくれます。
一般的には、カルキを除去した水を使った方がコーヒーがおいしいと感じられる場合が多く、雑味が少なくクリアな味わいになると言われています。
カプセル式
カプセル式は専用のカプセルをセットするだけでコーヒーを抽出できるタイプです。コーヒーを抽出する手間を最小限にできるうえに、後片付けも簡単になります。
また、奥行や幅が小さく、コンパクトなので狭いキッチンにも設置しやすいです。一杯ずつ抽出できるので、一人暮らしの方はもちろん、気分や時間帯に合わせて様々な種類を選んで楽しみたい方におすすめです。
カプセル式のデメリットは、カプセルを購入する手間がかかることと、カプセルの値段が少し高いことが挙げられます。とはいえ、抽出やお手入れの手間が抑えられるうえに、カプセルを変えるだけでさまざまなコーヒーやカフェオレなどを楽しめるのは魅力です。
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンはエスプレッソコーヒーを抽出できるタイプです。コーヒー粉に強い圧力をかけることで、成分が凝縮されたコーヒーを短時間で抽出します。全自動タイプのエスプレッソマシンもあり、コーヒー豆をセットすれば後は自動で行ってくれます。
先ほども解説したとおり、カフェオレはドリップコーヒー、カフェラテはエスプレッソコーヒーから作られます。カフェオレを飲みたい方は、エスプレッソマシンではなく、ドリップ式の購入をおすすめします。
カフェラテを飲みたいなら、エスプレッソマシンがおすすめです。エスプレッソマシンによっては、自動でミルクを混ぜてカフェラテを作ってくれるものもあります。
カフェオレを作るのにおすすめのコーヒーメーカー

カフェオレを作るのにおすすめのコーヒーメーカーを4つ紹介します。
- UCC ドリップポッド DP3
- UCC DRIP POD YOUBI
- HARIO V60珈琲王2 コーヒーメーカー
- BALMUDA The Brew
各製品の特徴やメリットについてみていきましょう。
UCC ドリップポッド DP3
写真:UCC/ドリップポッド DP3
ネット出典:UCC ドリップポッド DP3
ドリップポッド DP3はUCCが提供するエントリーモデルのドリップポッドです。ドリップポッドのコンセプトを体感できる製品で、おいしいコーヒーをボタンひとつで楽しめます。
ドリップポッド DP3には通常のStandardモードに加え、2つの抽出モードが搭載されています。苦みと濃厚感を味わえるStrongモードとアイスメニュー用のIcedモードです。
じっくり時間をかけて抽出されるStrongモードを使えばしっかりした苦みを感じるカフェオレを楽しめます。湯量をアイスレシピ用に設定できるIcedモードでは、氷を入れたグラスとミルクをセットすれば、アイスカフェオレまで楽しむことが可能です。
UCC DRIP POD YOUBI

写真:UCC/DRIP POD YOUBI
ネット出典:UCC DRIP POD YOUBI
DRIP POD YOUBIはフラグシップモデルのマシンであり、UCC公式アプリと連携できるのが特徴です。連携することで、UCCグループのコーヒーのスペシャリストが作成した「プロレシピ」で抽出したコーヒーを楽しむことができます。
通常レシピに加え、「プロレシピ」が楽しめるDRIP POD YOUBIでは、100通り以上の抽出レシピから選択することができます。好みの味を選んで楽しめることはもちろん、知らなかったおいしさに出会える魅力もあります。
HARIO V60珈琲王2 コーヒーメーカー
写真:V60珈琲王2 コーヒーメーカー
ネット出典:HARIO
HARIOはドリッパーやサーバーなどのアイテムだけでなく、コーヒーメーカーも提供しています。こちらのドリップ式のコーヒーメーカーはハンドドリップ(手動でコーヒーを淹れること)に近い味わいにすることを目指しているのが特徴です。
ボタンは3つしかないので、操作に迷うことがないのもメリットです。
コンパクトなので圧迫感が少なく、置き場所に困りにくいのも魅力と言えます。
BALMUDA The Brew
写真:The Brew K06A
ネット出典:BALMUDA
BALMUDAのドリップ式のコーヒーメーカーは、独自の抽出法によって特別な一杯を抽出します。目が覚めるようなストロングな味わいとクリアな後味を両立しているのが特徴です。
レギュラー・ストロング・アイスの3つのモードが搭載されています。いつもより濃い味を楽しみたいときはストロング、アイスコーヒーを楽しみたいときはアイスを選択できます。
デザインもスリムで美しく、インテリアとしても優れています。
手軽にカフェオレを楽しみたいならカプセル定期便がおすすめ!
カプセル式のコーヒーメーカーは、コーヒーを抽出する手間や後片付けの手間を最小限にできるのがメリットです。ただし、カプセルを購入する手間やコストが発生します。
そこでおすすめなのが、カプセル定期便です。カプセル定期便は、UCCのドリップポッドで使えるさまざまなカプセルが定期的に届くサービスです。カプセル定期便を活用すれば、購入する手間を省くことができます。
ドリップポッドを持っていない方には「マシン付き定期便」をおすすめします。初回にドリップポッド DP3+カプセルをお届けします。ドリップポッドが実質無料になります。
その他、カプセル定期便には次のようなメリットがあります。
- 飲むペースに合わせて個数を選べる
- コーヒーがお得に楽しめる
- カフェオレなどのアレンジも手軽に楽しめる
飲むペースに合わせて個数を選べる
カプセル定期便には、「カプセルお好み定期便」と「コーヒー鑑定士の厳選定期便」の2つのプランがあります。「カプセルお好み定期便」は好きなカプセルを選ぶプランです。
「カプセルお好み定期便」では、飲むペースに合わせて個数も変更できます。気に入ったカプセルがあったら、次回以降増やすことが可能です。
コーヒーがお得に楽しめる
「カプセルお好み定期便」では、通常よりも10%オフの価格で購入できます。
「コーヒー鑑定士の厳選定期便」では、プロが厳選したコーヒーを楽しめます。また、ブルーマウンテンコーヒーブレンドやスペシャルティコーヒーなどのプレミアムコーヒーが入っている場合もあります。それでも料金は定額なので、お得にプレミアムコーヒーを楽しめる可能性があるのが魅力です。
カフェオレなどのアレンジも手軽に楽しめる
カプセル式のコーヒーメーカーなので、コーヒーを淹れるのが簡単で、カフェオレなどのアレンジも手軽に楽しめます。カフェオレを作る場合は、コーヒーを濃いめに抽出するのがポイントです。ドリップポッド DP3には通常モードよりも、じっくり時間をかけて抽出できるStrongモードがあり、簡単に濃いめのコーヒーを抽出できて、濃厚な味のカフェオレを楽しめます。
また、牛乳や低脂肪乳に合うカプセルも多数用意しています。たとえば、モカ&キリマンジァロのカプセルは、フルーティーでなめらかな味わいなのが特徴です。モカ&キリマンジァロを低脂肪乳と合わせることで、さっぱりとしたカフェオレを味わえます。
他にも、力強いコクと苦みを感じられるマンデリン&ブラジルのカプセルもあります。マンデリン&ブラジルでカフェオレを作る場合、ミルクの甘さに負けない強い苦みを味わえます。
まとめ
本記事ではカフェオレを作るのにおすすめのコーヒーメーカーについて解説しました。
ドリップ式やカプセル式のコーヒーメーカーなら、カフェオレも作ることが可能です。豆から本格的に淹れたコーヒーでカフェオレを作りたい方は、ドリップ式がおすすめです。より手軽にカフェオレを楽しみたい方はカプセル式がおすすめです。
購入の手間を省き、好みに合ったカフェオレを楽しみたいという方は、ドリップポッドのカプセル定期便もご検討ください。カプセル定期便を活用すればカプセルを単体購入するよりもお得になります。