ストーリー
100年以上の歴史ある名門農園 高品質へのこだわり

高品質なコーヒーの供給に重要なのは、収穫時のコーヒーチェリーの熟度を揃えるために、
一粒ずつコーヒーチェリーの熟度を見極めながら、
完熟したチェリーのみを手摘み(ハンドピッキング)する必要があります。
ラゴア農園は、150ha(東京ドーム40個分)と大規模でありながら、
区画ごとに栽培品種を植え分けて収穫期をずらしたり、完熟したチェリーのみを選別する機器を導入したり、
熟練した技術を持つピッカー(摘み手)を永続的に雇用するなどで、手摘みできる体制を整えています。
また、高品質なコーヒーの安定供給には、労働環境の持続可能性が重要で、手摘みには熟練したピッカーの技量が、
広大な敷地のメンテナンスには知識のある農園技師が必要です。

ラゴア農園では、季節労働になりがちな収穫に携わる労働者を通年雇用したり、農園内にその家族の住宅を提供するなど、福利厚生、生活環境に至るまでをサポートしています。
こうした農園労働者との強い信頼関係が、高品質なコーヒーの安定供給にもつながっています。
女性生産者を支援する取り組みで生み出されたコーヒー

SDGs(持続可能な開発目標)のゴールのひとつである『ジェンダー平等の達成・女性のエンパワーメント』への
アクションとして、UCCはラゴア農園と共に、"Women Together - A FazendaLagoa Project"を立ち上げました。
このプロジェクトは、女性生産者のみでグループを作り、収穫から生産処理、収穫後のケアまでを一貫して行い、
特別ロットとしてインセンティブをつけた価格でUCCが購入するというものです。
コーヒー産業従事者は世界的に男性の割合が高い傾向にありますが、ラゴア農園では女性も多く働いています。
女性のみでチームを編成し、収穫から収穫後のケアまでを一貫して行うことで、コーヒー全体のフローの認知、
さらなるモチベーションの向上にも繋がります。
また、農園側は独自のトレーニングプログラムを提供して新たな技術習得を支援。
農園で働く女性のために、今後の活躍の場を広げるための機会を創出しています。
コーヒーマリアージュ
ブラジル ラゴア農園 × 安納芋のきんつば

ブラジルラゴア農園と一緒に召し上がるおすすめスイーツをご紹介します。
安納芋の焼き栗のような風味と、上品で余韻の長い甘みがラゴアの特徴である甘いローストナッツの風味が重なり、
お互いの質が更に上質に複雑に感じることができます。
ラゴアが持つスイートオレンジのようなフルーティーな風味が引き出されます。
ぜひお試しください。